レーシックでの視力回復についてブログ:14年04月13日
おれは去年の春、突然うつ病になった。
それまで土日の休みもなく、
日々残業に次ぐ残業の嵐で働きづめだった。
いつも通りの勤務中、症状は突然現れた。
電話が鳴り左耳に当てる…
ところがで、相手の言っていることがさっぱり聞き取れないのだ。
日本語なのにまるで未知の外国語を聞いているように感じられた。
心療内科を受診したところ
「過労によるうつ病、三ヶ月の要休養」と診断された。
何でおれがうつ病なんかに…と思ったが、
心のどこかで(これで仕事を休める…)と
ホッとしたもの偽りざる心境だった。
家に帰り、家内に事の顛末を話した。
家内はどんな顔をするのか不安だったが、
意外にも
「あら、そう。じゃ、しばらくはゆっくり休めるわね。
あんなに仕事してたら、からだのどこかにガタがきて当然よ」
と言っただけだった。
拍子抜けしたが、正直家内のこの言葉には救われた。
だが、ここからがおれのうつ病との戦いの始まりだった。
おれは不安ややり場のない怒りを家内にぶつけたりした。
駄々っ子のようなおれの話を、小学校から高校まで同級生の家内は
いつでも何時間でも聞いてくれ、おれを理解しようとしてくれた。
そんな家内に有難味を覚えながらも、
家内に話をした所でうつ病の辛さは所詮他人には分かりっこない。
おれは独りぼっちなんだ…という思いを抱き続けていた。
そんなおれに転機をもたらす日が来た。
おれはその日調子が悪く悲観的になっていた。
家内にもう自分は仕事ができないのではないだろうか…と訴えた。
その時家内はこう言った。
「あなたが仕事を辞めることになっても、おれが働きに行くから大丈夫。
2人の子供も責任持って育てるから、
何も心配しないで家族みんなでやっていきましょう」